医師紹介|【公式】なかじま整形外科・循環器内科クリニック|高槻市富田駅すぐの整形外科、循環器内科

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医師紹介

医師紹介|【公式】なかじま整形外科・循環器内科クリニック|高槻市富田駅すぐの整形外科、循環器内科

ご挨拶

院長 中嶋 洋(なかしま ひろし)

院長

団塊の世代の高齢化に伴い変形性関節疾患による関節痛、変形性脊椎症による四肢の神経障害、また骨折リスクを高める骨粗鬆症、またパソコン使用を主体とするデスクワークの不良姿勢による運動器消耗疾患。今でこそ整形外科医療が必要とされている時代はないのではないかと考えます。
当医院は開業以来、整形外科医療を中心に地域の患者様から必要とされる治療に長く携わってきました。また、整形外科のみならず、家庭医としても患者様に関わっていきたいと思います。地域の皆様が痛みのない生き生きとした生活が送れるように、また健康に不安のない毎日が送れますように良質な医療を提供していきたいと思います。

 

なかじま整形外科・循環器内科クリニック院長

中嶋 洋(なかしま ひろし)

経歴

大阪大学医学部卒後、大阪大学整形外科学教室(阪大)で研修、その後、阪大大学院に進み研究生活を送り博士号取得。その後、米国留学、香川医科大学(現香川大学医学部整形外科)、住友病院に勤務、住友病院では整形外科医長、リハビリテーション部長を務め整形外科全領域にわたり第一線で治療にあたりました。特に住友病院勤務医時代、多くの関節リウマチ患者様の治療をするにあたり、機能が障害された肘関節の再建法として、肘人工関節の開発に携わりました。既定の学問にとらわれず常に良き治療を取り入れていきたいという気持ちは常に持ち続けています。平成9年になかじま整形外科医院を開設、現在に至っています。医学の進歩は急速です。開業後も現状に甘んじることなく、先に述べた如く常に新しい知識、システムを取り入れ患者様に還元することを肝に銘じております。
さて、私事ですが山口県下関市の出身です。下関といえば高級魚のフクを連想されると思います。東京、大阪には名店がありますが下関は有名店でなくともおいしい店が多く、ぜひぜひ当地で味わっていただくことをお勧めします。源平合戦のあった壇ノ浦(関門海峡)の潮の流れの速さも一見の価値があります。
私の周りには医療に関係する縁者はいません。何故この道に進んだかといわれるとさまざまな職種の中でも人との関わりが深く、もともと要領の悪い性分ですが正直だけがとりえ、誠意をもってしたら報われる仕事と思ったからです。直に患者様と対することが私の医師になった時からの思いで、研究、病院勤務を悔いなく勤め上げ、万を持して診療所を開設し、患者様に持っている医学の知識、経験をもって治療にあたり、患者様からまた教えを受けることに喜びを感じる次第であります。

資格

日本整形外科学会整形外科専門医
日本リウマチ学会リウマチ専門医
中嶋 哲史(なかしま てつふみ)

副院長

2023年4月から副院長として就任しました。循環器内科、救命救急、整形外科、リウマチ科と複数の科で専門的研修をしてきました。これだけ色々な経験を積んでいる医師は少ないのでは無いかと思います。父から人を診るということは単科の知識だけでは太刀打ちできない、色々な世界をみておく様に。とのアドバイスがあったからです。大きな病院で研修をする傍ら父の診療スタイルを時折チェックしてなかじま整形外科ではどの様な知識が必要なのか、地域のニーズを感じながら将来の自分に必要な知識、技術を体得しました。
高齢化社会において、複数の病を持っている患者様が増えています。自分一人で総合的な外科、内科の知識を持つことで、複数の医療機関を受診している患者様、同じ薬が重複して処方されていたり、ドクター間のコミュニケーションの不足から治療方針がブレていたりといったことは防げるのでは無いかと思います。「病気ではなく病人を診る」を信条に診療に当たりたいと思います。

なかじま整形外科・循環器内科クリニック副院長

中嶋 哲史(なかしま てつふみ)

経歴

2008年 川崎医科大学卒業
2010年 国立大阪南医療センター:循環器内科
2013年 愛仁会高槻病院:循環器内科
2017年 千里救命救急センター:救命救急/整形外科/循環器内科
2019年 星ヶ丘医療センター:整形外科
2021年 国立大阪医療センター:整形外科
2021年 松原メイフラワー病院:リウマチ外科
2022年 大阪大学医学部附属病院:整形外科
2023年 なかじま整形外科 副院長 就任

診療分野

  • 整形外科
  • 関節リウマチ
  • 循環器内科
  • 生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病)

資格

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

私の履歴書

父は整形外科での開業でしたのでいつか整形外科を体得するつもりはありました。しかしせっかく医師になったので救命に携わりたい、とことん仕事に没頭したい、との思いで循環器内科医師を目指すことにしました。幸いだったのはいきなり運命の指導医と出会えたことでした。「循環器内科医師である限り仕事はhyperであれ」と後世に物議となった電通の鬼十則を渡され僕の医者人生が始まりました。
循環器時代は毎日がオンコール、病院から数分で駆けつけられる場所に住み、救命センター時代はドクターカーにも同乗し心肺停止患者の搬送から治療に当たり緊急カテーテル治療や心不全管理を行いました。毎日の様に運ばれてくる重症患者様を診療するうちに、違和感を覚え、「病気になってから治療をしても遅い、病気にならないための予防の知識を広めないと!」と気づきました。高槻病院に勤務時代には心不全教室を立ち上げ、患者様、家族様に参加いただく様にしました。その経験から診療所での役割として重症化しない健康づくりを使命として感じています。
またご高齢の患者様が残念ながら治療が奏効しなかった時の看取りについても深く考えさせていただく機会が多くありました。救命と延命の違い、尊厳死とは?に関しては人それぞれの人生があり決して同じものはありません。その人らしく生きていくためにお手伝いができたらと思います。人を看取るということは家族にとってとても大きな事件です。幸い僕は複数の尊敬できる指導医に恵まれたと思います。「医師は看取りにおいて家族の免罪符になるんや(看取りの辛さは抱えられないからな)」この言葉は僕の胸に刻まれ、その後たくさんの看取りをすることになりましたが、いつからか毎年自分の誕生日に神社参りをしてその一年間看取った人のことを思い出し、無事に天国に行かれました様に、とお祈りをする習慣になりました。自分と同い年の男性。年下の女性。結婚して間も無かった方。「またご自宅に帰れますから」と励ましながら治療するも「先生は十分やってくれた、ありがとう」と看取りを選ばれた方。家族10人に囲まれながら徐々に呼吸が止まり、宣告をする時に涙が一粒流れたお婆さま。良かれと思って行った医療がご家族に怒鳴られた苦い経験。看取りについて深く考えるとその人らしい人生とは?そこに医師がどの様に関われるか、と考えます。幸せな終末期もその逆も感じてきたからこそ、診療所に通院できる時期から健康設計のお手伝いが大切だと感じる様になりました。
整形外科時代には、「手術をしないと人の身体は理解できない」と先輩の助言があり阪大の医局に入った際に手術件数が多い病院での研修を希望しました。星ヶ丘医療センターではたくさんの指導医に恵まれた反面、忙しさと周囲とひとまわり遅れての研修はかなり精神的に追い込まれました。しかしそのお陰で整形外科医師として早いstep upを経験できたと思います。鬼指導医と恐れられている先生からも「良く頑張った」、や「おめでとう」と卒業の品を貰えた時は年甲斐にもなく涙しました。ここでは高齢者の骨折を治療している時の疑問、骨粗鬆症治療の大切さと、運動習慣、転けない体作りに興味をもちこれが整形外科医としての使命と感じる様になりました。
なんとなく整形外科とは何か、ということが見えてきた頃には、内科と整形外科の知識を持ち合わせている自分ならではのやるべきことがあるのでは無いか?と考える様になりました。
その頃に整形内科、という言葉に出会い、その言葉の生みの親、隠岐島の白石先生のもとへ研修に出向き、地域医療の考え方やニーズに応じた医療、ハイドロリリースなど白石先生のお考えに触れることができました。
さらに整形内科という言葉を自分なりに深掘りして、関節リウマチに興味を持ちました。リウマチの専門病院である松原メイフラワー病院に直接連絡を取り、研修したいことを直談判、そこで特殊な手術やバイオ製剤の使い方を徹底的に学びました。
最終勤務地は阪大附属病院で最先端の手術を学び、学問的に一つ一つの疾患を深掘りできました。
これらの経験を踏まえて現在に至ります。果たしてこれらの知識が全て地域医療のニーズに必要とされるか、また発揮できるか、分からない部分もあります。しかし自分なりに「きっと地域医療に必要なこと」を考えて研修を選んで歩んできました。運命の指導医からは「自分一人が助けられるのは一生で1000人くらいだろう。しかし自分の技術、知識を10人の医師に伝えることができれば10000人助けたことになる」。一番胸に残っている言葉です。この地域の人々、ひいてはこの高槻の地から全国に還元できればと思います。

治療への思い

循環器内科医師として救命センターに勤務歴があり生活習慣病が引き起こす心筋梗塞の緊急治療をしてきました。また骨粗鬆症患者の重症骨折も手術してきました。一度悪くなってしまった後では取り返しがつかないことを実感しています(どうしてここまで悪くなる前に治療を受けなかったのか、、と)。故に生活習慣病や骨粗鬆症の早期診断、早期治療は医師の使命と考えています。また重篤な疾患を引き起こす危機感を持って治療に当たっていますので患者様へも理解を促す様、自分の経験をお話しして病気に対してご理解いただく様勤めています。「説明は軽く聞いたことはあったが、そんな怖い病気とは知らなかった、今まで軽く考えていた、これからは本気で生活習慣を見直すし薬もしっかり飲むよ」と言われることも度々です。まずは患者様、ご本人の治療に対するモチベーション、意識が大切と考えています。
生活習慣病とはその名の通り生活習慣、食事と運動に密接に関係しています。当院では整形外科と併設しており運動指導や運動ができない理由(関節の痛みなど)についてご相談、診察、その見地からのアドバイスが可能です。また食生活に関してはオンラインでの栄養士からの栄養指導を実施しています。医学的知識からの投薬管理も大切ですが患者様のライフスタイルに合わせた治療を心がける様にしています。またよく有る質問に一度投薬を始めてしまうと永続しないといけないのか?と言った質問を受けますが中止は可能ですし、投薬を開始した時から減量、中止を目指して診療を行っています。薬は飲まないといけなければ飲みますが、副作用は必ずいつかありますので飲まない方法を考えます。それには先述の栄養指導や運動指導が必須となりますがそれを可能としているのが当院の特徴と言えます。一度診断を受けた方も服薬なしで健康になれる様、私たちにお手伝いさせてください。

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